弁護士コラム

葬式費用・香典についてcolumn

2013.08.14

Q 父が死去したのですが、その葬式費用は誰が負担するのでしょうか。葬式費用はどの範囲までをいうのでしょう。また香典が200万円余ったのですが、誰のものになるのでしょうか。

A ご質問のような、葬式費用の負担、また葬式費用の範囲の定めが、あるいは香典の帰属の問題については、被相続人の家族等との生活状況、その地方の慣習条理により個別具体的に決まりますので一概には言えません。
 ひとつの考え方を言いますと、葬式費用は、原則として、葬儀の主催者である喪主が負担します。ただ、この葬式費用の範囲としては、祭具、葬式場経営、読経、火葬費用、墓標費用、通夜、告別式の参列者の飲食代、納骨代が入り、墓地の代価、四十九日の法要費用、葬儀後の見舞客の食事代は範囲外とします。香典は、喪主を通じて葬式費用の一部を負担するという相互扶助の趣旨で送られるものですので、もし残りが出た場合は、香典を送られた喪主が、その裁量により、自由に処分できるものと考えてもよいのではないでしょうか。

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