弁護士インタビュー

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弁護士インタビューinterview

父の言葉をきっかけに
法曹界に興味を持つ
最初は検察官を目指したものの
民事裁判の魅力を
知って弁護士の道へ

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01法律関係の仕事に
興味を
持つようになった
きっかけは?

父が大阪税関に勤めていて、仕事の関係上、検事とやり取りしたことがあったとのことで、その時に父から「検事という仕事はなかなかいいぞ」と言われたのが法曹関係の仕事に興味を持つようになったきっかけです。
それが高校2年生の時でした。その後、法学専攻入学しましたが、親族、知人に法曹関係の人が全くいなかったため、仕事の具体的なイメージを描けずにいました。そこで大学2年生になる春に「一度直接、検事から仕事の話を聞いてみたい」と思い、無謀にもアポイントも取らずに検察庁へ行ったのです(笑)。
当然、受付で守衛さんに止められてしまいました。それでも何とかねばって真意を伝えたところ、当時の修習担当の検事さんが「今日は無理だけど、別の日なら話ができる」と言ってくれたのです。

そこで後日、改めておうかがいすると検事専用の部屋に通してくれて、検事付きの検察事務官を部屋の外へ出して二人っきりで話をしてくれました。
その時、受験勉強の仕方や仕事のことなど、色々と興味深いお話を聞かせてもらいました。さらに近くの県庁の最上階レストランでランチまでご馳走になりました(笑)。
修習担当の検事というのは、元々、世話好きの方が多いようなのですが、そうして良くしていただいたことでますます法曹の世界に興味を持つようになり、「自分も検事になろう」と強く思い司法試験を受験し、何とか合格することができました。

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02最初は検察官を
目指していたのですね?

そうですね。
司法試験に合格した後の修習期間の2年間は「検事を目指しています」と宣言していて、当時の修習担当の検事の官舎に招待されて、「これで勉強しなさい」と刑事関係の本をいただいたりしました。
その時、いただいた本は今でも事務所の本棚に大切に置いてあります。

修習期間中、私の場合は最初は検察庁へ行き、次に弁護士事務所、最後に裁判所で実務修習という順番でした。そこで民事裁判を実地で学びました。
刑事裁判と違い、民事裁判には訴訟上の“和解”という解決法があります。
双方の言い分を聞いた上で裁判官が「こういう和解案はどうですか?」と提案するのです。そこに同席させてもらうことになり、事前に裁判記録を読んだところで、裁判官から「君ならどう考えますか?」と聞かれました。
私なりに当事者双方の実情を考えて意見を述べたところ、裁判官も「私も同じ考えです」と言われて、その内容が実際に和解として成立しました。
このように当事者双方の実情に合わせて調整し、判断をする。
そのことに魅力を感じたのです。

ですが、検事が担当するのは刑事事件だけです。民事事件に携わろうと思ったら弁護士か裁判官にならなくてはいけません。
そこでいろいろ悩みましたが、思いきって方向転換して、弁護士になろうと決め、今に至るというわけです。
でも、「弁護士になって本当に良かった」と思っています。

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03現在の場所に事務所を
構えられた理由は?

以前は勤務弁護士として西天満にある事務所で働いていたのですが、自宅からも通いやすく、それでいてご相談者様もアクセスしやすい地域として現在の難波エリアに事務所を構えることにしました。

あと…実はこれも“大きな理由”なのですが、私は昔からプロレス観戦が大好きで、それでいつでも気軽にプロレスが観に行けるようにと、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)のすぐそばの今の場所に事務所を構えたのです(笑)。
もしかすると、これが“一番の理由”かもしれませんね(笑)。

相続問題から不動産問題まで
幅広いお悩みに対応
相談内容がまとまって
いなくても大丈夫
ご相談者様の話を
よく聞いて解決策をご提案

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04田中宏幸法律事務所の
理念を教えてください

弁護士は“敷居が高い”と思われがちなのですが、そうでないようにしています。
当事務所ではご相談者様のお話をよくお聞きして、真摯に対応することを大切にしています。
医療の世界で“3分診療”という言葉があり、「医師がカルテやパソコンモニターばかりを見て、ろくにこちらの話を聞いてくれない」なんてことがありますが、当事務所へご相談いただいた時にはそういうことはないようにしています。
なので、当然相談時間も長くなり、一般的に法律相談の時間は30分程度ですが、当事務所では1時間以上になることも珍しくありません。
それくらい時間をかけないと、ご相談者様のお悩みやご要望をしっかりお聞きすることはできませんからね。

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05ご相談者様からお話を
お聞きする時に
大切にしていることは?

まずはご相談者様のお話を遮らず、最後までお聞きすることです。
そうして話をお聞きしてお悩みの全体像が把握できれば、今後はこちらから質問させていただきます。
ご相談者様の中には「上手く悩みが伝えられるか自信がない」「話がまとまっていない」と心配される方もおられますが、ご相談内容がまとまっていなくても、こちらからお悩みのポイントが引き出せるように話を進めさせていただきますので、思うがまま話してもらえれば大丈夫です。

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06どんなご相談が寄せられる
ことが多いですか?

相続問題や交通事故問題、離婚問題、借金問題、不動産問題などの民事から刑事事件まで幅広いお悩みが寄せられますが、最近、特に多いのは遺産分割の揉め事などの相続問題です。
全体の案件のうち1/3程度を相続問題が占めていて、事務所としても力を入れてサポートしていきたいと思っています。
相続問題では揉めないようにするための“事前の対策”が大事で、そのためにも“財産管理委任契約”“任意後見契約”“遺言書”という生前対策の3点セットは欠かせないものとして位置づけています。

初回の法律相談30分間無料
まずは気軽にお電話を
相談しやすい雰囲気の
法律事務所です

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07サポートを行う時に
心がけていることは?

先ほど「弁護士は“敷居が高い”と思われがち」とお話しましたが、幸いにもこれまで様々なご依頼者様から「話をよく聞いてくれる」「話しやすい」というお言葉を頂戴しています。
そうした親しみやすい雰囲気のもと、その方に最良の解決策をご提案するようにしています。
法律の悩みには色々な種類があり、それを抱えて毎日苦しい思いで生活されている方に、「一緒に解決策を探しましょう」「ともに解決していきましょう」と言って少しでも希望を持ってもらえる、そんな存在になれるように心がけています。

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08最後に、HPをご覧の方へ
メッセージをお願いします

まずは気軽にお電話ください。
当事務所では初回の法律相談を無料で承っています。
悩んでいるうちに問題が良い方向へ向かうようであればいいのですが、そうでないなら早期のご相談がおすすめです。
相談のタイミングが遅れてしまったばかりに、解決策の幅が狭まってしまうというのはよくあることです。
そうなる前に、お悩みなら気軽に弁護士へご相談ください。

06-6630-3005