弁護士コラム

「取引先の倒産の予知(PART2)」column

2013.10.18
Q1:取引先の社長や従業員の態度の変化はどのような点にあらわれますか。

A:取引先の社長が不在がちになったり、仕事に対する集中力がなくなっていきます。
また、従業員についても、仕事に対するモラルが低下して、投げやりな様子が見られるようになっていきます。

Q2:取引先の内容の変化はどのような点にあらわれますか。

A:取引先の倒産が近付くと、資金繰りが苦しくなるので、従来の仕入先への支払が滞っているため出荷がストップされ、仕方なく新たな仕入先を見つけるといったように、取引相手の顔ぶれが変わってきます。
また、目先の資金を確保したいがために無理して受注をするため、赤字受注が頻繁になり、在庫についても売却を急ぐため商品の在庫が著しく低下するようになります。

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