弁護士コラム

難波の弁護士Q&A 取引先の倒産の予知(PART1)column

2013.10.17
Q:取引先の倒産を予知するポイントを教えてください。

A:倒産ということは取引先が資金繰りに詰まるということですから、支払条件の変更の依頼があった場合などは当然のことですが、それ以前にも、営業マンが取引先の内情をよく観察することが大切です。
基本的に、取引先の商売がうまくいっているかどうかは、日常の観察を注意深くして、
1.取引先の社長、従業員の態度やモラル
2.取引先の取引相手の変化、在庫の状況など
を見ればある程度は分かります。
その他の方法としては、取引先の決算書の入手と分析、金融機関による信用調査情報の入手、信用調査会社への依頼などが考えられます。
また、業界の噂なども手掛かりになることもあります。

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弁護士 田中宏幸

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