弁護士コラム

ゴルフ会員権を担保に取る際の留意点column

2014.01.31
Q:ゴルフ会員権を担保に取る際の留意点を教えて下さい。

A:ゴルフ会員権を担保に取る際の留意点は、
まず、会則を十分に読んで①その組織、②譲渡性の有無、③譲渡手続を確認することです。
そして、会員権の担保評価を慎重に行うこと(ゴルフ場会社の信用力、資力に注意すること)、年会費の滞納の有無、等を確認することが大事です。
また、担保設定に際して、担保差入証の他、担保実行に備えて会員権証書(預託金証書)、名義書換証書、印鑑証明書等を徴収すべきです。
ゴルフ会員権の実行方法は、会員権を第三者に売却する処分清算が原則です。もちろん売却代金額が被担保債権額を上回れば、その超過分を清算金として設定者に返還し清算する義務があります。

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