弁護士コラム

将来の手術費・治療費column

2015.05.18

Q 医師から将来も定期的に手術ないし治療が必要となると言われたのですが、このような将来の手術費や治療費は損害として認められるのですか。

 

A 将来、手術や治療を行う必要性があると認められる場合には、その費用の相当な範囲内での見積額が損害として認められることがあります。

例えば、身体に埋め込んだ金属の耐用年数が15年程度であることから、平均余命までの2回分の治療費を損害として認めるというような場合です。

 

弁護士 田中宏幸

06-6630-3005